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コラム
2018年9月26日

【京都文化力向上宣言】大西清右衛門

京都文化力向上宣言 大西清右衛門

京都文化力プロジェクトをより発展させていくために、京都文化力プロジェクト実行委員会の関係者から、これからの京都の文化力をさらに向上させるためのメッセージをいただきました。

文化というのは、単に受け継がれていくのではなく、変化しながら継承されていくことが大事です。変化がないものは飽きが来ますし、受け手の感激も薄れます。技術も進歩していきません。私は、400 年以上続いている茶道文化のひとつの要素である「茶釜」を作っていますが、お茶室における茶釜というのは、道具としての役割を越えた存在だと思っています。
お茶室は薄暗いところです。外から入ってくると、はじめはよく見えません。目が慣れるまではお香の香り、お湯が沸く音、だんだんと目が慣れてきて、お茶室の雰囲気が感じられてきます。そして茶釜からうっすらと湯気が立ちのぼる、風雅な瞬間が訪れます。お茶室とお茶会を想像し、「よし、こんな茶釜はどうだ!」、と。そんなふうに、今の時代の人との関係があってモノが生まれる。それが「文化」なんだと思います。人が関わるとモノも変わる。次世代に対し私たちができることは、造り続けていくこと、ではないでしょうか。

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