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コラム
2021年1月5日

熊倉 功夫さん

伝統というものには、ある困難に直面した時、それを乗り越える力があると感じます。京都に息づいた伝統文化の一つである茶の湯は、明治維新による京都の地方化という現実を乗り越え、昭和初期、新たな家元制とともに復活を遂げました。重要なのはその時、従来とは異なる機能・組織を作り出しているということです。時代の要請に応え自己変革することで受け継がれてきたもの、それが伝統文化なのです。それらが秘める目には見えない“文化力”は、広く社会に発信することでこそ、培われていくものなのだろうと思っています。

日本文化を受け継いでいく上では、まず、形ではなく精神を伝えるという発信者の意識、それを感じ、素直に楽しむ受け手の姿勢が大切です。そして人生100年時代に向けて、さらに変革していかなければなりません。高齢者の方、障害のある方、外国人の方も、誰もが公平に享受できる形を創造し、文化に触れる一人ひとりにとって、それぞれが抱える困難を乗り越える力となるような存在へと進化させていきたいと考えています。

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