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活動アーカイブ
2018年3月6日

東京 2020 応援文化オリンピアード認証事業

「京都文化力プロジェクト第2回推進フォーラム」開催報告

京都文化力プロジェクトでは、多くの方々に京都文化に触れていただくとともに、府民市民の御意見等を広くお聞きし、また参加いただくことにより機運を醸成していく取組を京都の各地域で行っております。平成30年2月24日(土)に、当プロジェクトの取組や事業を幅広く周知、浸透させるための推進フォーラムを開催し、約1000名の参加者がありました。

また、このイベントは東京2020応援文化オリンピアード及びbeyond2020プログラムの認証を得て開催しました。

開催概要   当日プログラム  

〇京都で育まれてきた日本の心の基本に触れられていて、筋の通った精神が大切と改めて考えさせられました。

〇日本文化を継承する難しさを感じながらも、少しでも伝えていきたいと思いました。

〇それぞれの分野での文化についての話は興味深く聞かせていただきました。人間の時間の感じ方、経済に流されない人間としての情趣・心の持ちようの大切さを思いました。

筝曲演奏

  •  横山 佳世子(箏)
  •  岡田 道明(尺八)

「上弦の曲」沢井忠夫 作曲 

「現代邦楽の旗手」として現代筝曲界のトップ奏者であった沢井忠夫(1937~1997)が作曲した箏と尺八の二重奏曲。作曲者の解説を引用するとー『古き時代の人々が神秘の月と仰ぎ、それぞれの想いを月に祈ったであろうことを思い巡らせながら書いた曲。全体を通じて日本の伝統楽曲の雰囲気を濃厚に持っている。』とあります。

  

 

 

 

 

 

 

公式ポスターデザインコンテスト表彰式

審査委員長 建畠 晢 (京都芸術センター館長)

受賞者 

  • 最優秀賞:郡司 毬子(京都市立芸術大学)
  • 優秀賞 :田代 萌 (京都工芸繊維大学)
  • 奨励賞 :鈴木 結奈(京都市立芸術大学)
  • 奨励賞 :宮嵜 蘭 (京都精華大学)

 

 

 
 
 
 
 

 

 

シンポジウム「日本人のこころ~京都の四季と生活文化」

 

 

 

 

 

 

 

池坊専好

華道家元池坊 次期家元 (京都文化力プロジェクト実行委員会理事)

 

池坊氏・主な発言内容

  • 文化を伝えるということは、形式などを伝えるだけでなく、根本にある感受性、受容力、情緒や物の見方を育むこともとても重要です。
  • 文化芸術というのは、同じ時を共有しつつも、みんながみんな同じことを思う必要がないというのがいいところだと感じています。同じ時間に同じものを共有しつつも、それぞれにいろいろな見方や感想を持つことによって、自分自身を見つめ直すことができる。それが文化のすばらしさであり、文化が文化たるゆえんではないでしょうか。
  • 文化というのは、客観的に多くの人々がわかる、そのことによっていろんなポテンシャルが広がっていくという側面がある一方で、とてもパーソナルで奥深いところがあります。そこにそれぞれの物語があるということが重要で、その人ならではのクリエイティビティ、感性や今までのあゆみが反映されますが、そういった付加価値というのはAIや人工知能はつけることが難しいのではないでしょうか。

 

松坂浩史

文化庁地域文化創生本部 事務局長 (京都文化力プロジェクト実行委員会特別委員) 

松坂氏・主な発言内容

  • 日本の文化は、「日本人がやる日本風なもの」が、それを外国に紹介するという気持ちが強かったが、最近は日本発の新しい文化として、漫画・アニメのような文化が出てきています。それらも含めて、日本の伝統的なものを世界の共通する文化の中にきちんと位置付けていくということが、大事であり文化庁としてやらなければならない部分です。
  • 世界の人たちの中に日本の文化を受け取る力が備わっていけば、より日本の文化の魅力を分かってもらえるようになると思います。
  • 文化庁として、日本の優れたものを世界中の人に紹介し、日本の若い人にもそれを伝達するというのは大事だと思います。情報化社会であるからこそ情報をうまく使って、まず入り口に立ってもらいたいと思います。「ほんもの」に触れる機会と、入り口に立ってもらうという、この2つで文化の振興を図っていかなければならないと思います。

 

村田吉弘

日本料理アカデミー理事長 菊乃井主人

村田氏・主な発言内容

  • 料理という字は、「ことわり」という字と、「はかり定める」という字の2つでできています。日本人の料理は味だけでなく、そのシチュエーションやにおい、外に咲いている梅などが全体として料理になっています。それだけに複雑で難しく、日本料理、日本の良さ、日本の文化をどう伝承していくのかというのは、本当に悩み苦しむところです。
  • 「いただきます」は、「あなたが落とした命を私の命としていただきます。だから、残したらもったいない。」という考えで、時間も空間も、人間が一番上だというような考え方もなく、命は一緒だという根本的な考え方から出てきた、日本人独特の考え方です。
  • 料理をAIで代替えすることについては、最後の理をはかり定めるという料理になると難しいと思います。

 

山極壽一

  京都大学総長 (京都文化力プロジェクト実行委員会理事・総合監修者)

山極氏・主な発言内容

  • 今、世界も日本も「時間」がお金に換算され、どんどんコスト化されています。我々が使える時間、楽しめる時間は、どんどん経済によって奪われていく時代だと思います。そこで、その経済に奪われてしまった時間を人間的な時間に引き戻すのが文化の力です。
  • 食事は、時間をかけてゆっくり味わえば味わうほど、その歴史的背景も情景も、そして対面している相手のこともよくわかります。それが人間的な時間です。生物としての時間であり、人間としての時間。そしてさらに日本人としての時間というものをそこでじっくり味わうことができます。そういうことを文化は力として持っています。それがまさに文化力プロジェクトの神髄じゃないかと思います。そういうものを京都を中心に発信していけば、世界は変わると思っています。

関連企画

京都名店の出汁の試飲

菊乃井、木乃婦、瓢亭、萬重(五十音順)の京都の名店が持ち寄った出汁を飲み比べ、日本料理の原点である出汁のうま味の違いを味わっていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ミニオリンピックポスター展

東京2020大会の気運醸成のため、懐かしい東京1964大会、札幌1972冬季大会、長野1998冬季大会の公式ポスター(複製)を展示しました。

 

煎茶に合う太巻きの販売

宇治の名店・竹林から、宇治茶に合うよう極めた太巻き「万福巻」を最高級の宇治茶とともにご賞味いただきました。

靴磨きサービス「革靴をはいた猫」

「靴磨きは心磨き!」をモットーに、障がいの有無に関わらず全ての若者の可能性を引き出します。

「東京キャラバン in 京都・二条城」記録映像上映

「東京キャラバン」は劇作家・野田秀樹氏が総監修する " 旅する文化ムーブメント " 。

平成29年9月に東京都及びアーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)と開催したパフォーマンスの記録映像を上映しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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